わたしにとってのシヴァナンダヨガその4~AyaのタイTT日記~

こんにちは。毎週木曜日昼間にクラスを担当しているAyaです。


前回のプログまでは、その時の自分の気持ちを思い出しながらティーチャートレーニングの事をお伝えしてきました。
今回からは、シヴァナンダヨーガの教えを少しずつご紹介してみたいと思います。

「仕えなさい、愛しなさい、与えなさい、浄化しなさい、瞑想しなさい、悟りなさい」
“Serve, Love, Give, Purify, Meditate, Realize”
この言葉を実践し続け、ヨーガを広めたインドの有名なスワミ・シヴァーナンダ(スワミ=師)。

その弟子の一人であるスワミ・ヴィシュヌ・デヴァーナンダが西洋へ派遣され、北米でヨガセンターを作り広めたのがシヴァナンダヨーガの始まりです。

スワミ・ヴィシュヌ・デヴァーナンダはヨーガの叡智を以下5つのポイントにまとめました。


1 適切な運動
2 適切な呼吸
3 適切なリラクゼーション
4 適切な食事法
5 ポジティブな思考と瞑想

この5つのポイントにそって、シヴァナンダヨーガセンターや、ティーチャートレーニングは1日の生活し、教えを引き継いでいきます。
サットサンガという祈りの時間と、ヴェーダ、ヴェーダンタというインド哲学の叡智を学ぶ時間はユニフォームを着ます。
☆上は黄色のTシャツ
☆下は白色のズボン
この色には意味があり、黄色は学び、白色は純粋を表します。
体の線が出ていたり、露出の高い服装も避けます。

シヴァナンダヨーガのクラスを指導する時も、センターではこのユニフォームの色にそって黄色のTシャツや白のボトムを着用します。

ヨガウェアは動きやすいものが大前提ですが、そこに色の持つエネルギーを大切にし、ヨガクラスが自己表現(自分の欲求だけを満たすもの)にならないようにする意味もあります。

クラスの内容も受け継がれているシークエンス(順番)で12のアーサナ(ポーズ)を行います。

身体のどこかに特化したポーズを練習したり、好きや嫌い、得意不得意を基準に練習するのではなく、決められた内容を積み重ねます。もちろん身体の柔軟性や筋力で完成形は変わってくるので、その時の出来る範囲で行うと、ポーズの形は人それぞれになります。
ただ体系的に組み立てられたシークエンスを受け継いでいくことが大事なのです。


日々実践を繰り返すなかで、わかった事があります。

こうなりたい!ああなりたい!で始めると結果がでないと続かなかった自分でしたが、日々続けるのには、最適なシークエンスだったのです。そして、しっかり身体も変わり、心も変わりました。まだまだ、終わりがあるわけではないので、途中ですが、これからも積み重ねていける、シヴァナンダヨーガに出会えてよかったと心から思う今日この頃。

また、今後もそんなシヴァナンダヨーガについて、少しずつご紹介していきたいと思います。