わたしにとってのシヴァナンダヨガその3~AyaのタイTT日記~

新年あけましておめでとうございます。

毎週木曜日昼間にシヴァナンダヨガのクラスを担当しているAyaです。今年もガルバのスタジオで、いろんな方々と時を共有できたら嬉しく思います。

どうぞ宜しくお願いいたします。

さて、タイでのティーチャートレーニングがはじまり、一週間が過ぎた頃、少しずつワクワクした気分に変化が出始めました。

毎日宿題があり、22時の消灯には終わるはずもなく、12時に寝れたらいい方でした。

毎日課題を消化することに追われてることに、何か疑問を抱き始めました。

そして、学びたい気持ちがいつしか、疑念に変わっていたのです。

自分は何の為に勉強してるのか?

このスケジュールでやる事の意味は何なのか?

それでも毎日は過ぎていきます。

自分はなんでこんな疑問を持つのか?

そんな自分は何なのか

2週間を過ぎた頃、また、少し変化がでてきました。

スケジュールを受け入れる事に抵抗を感じなくなってきたのです。

ただ慣れてきただけなのか、スケジュールの内容が心に変化をあたえるものなのか???

ティーチャートレーニングを受ける人が皆、同じ感じ方をするわけではないので、答えはわかりません。

ただ、三週間目には毎日のスケジュールが楽しく感じられてきたのです。

相変わらず毎日、宿題が終わらず、寝るのは遅くなる日々でしたが、ヨガとは?の答えを自分なりに体験してる事が、楽しかったのです。

四週間目は、テストに対しての自分の向き合い方を改めて整理する週になりました。

点数を取った自分。合格した自分。不合格の自分。

それは、第三者からみた自分の結果の評価に意識が囚われていたのです。

何の為のテストなのか?

自分が今まで勉強してきた事(行い)を、自分自身で確認する事(結果)

結果に執着しないで、テストを受ける事に集中したら、不安や緊張はなく受ける事ができたのです。

そして、迎えた卒業式。

神聖な空気の中、自分の心も自然に満たされていました。そのときはまだ、自分が感じるヨガへの疑念に対する明確な答えは出ていませんでしたが言葉で表現する答えは、一つじゃないという答えに辿りついたのです。

今までの人生経験の中でも、壁にぶつかって自分なりに解決してきました。でも沢山の情報で迷ったり、紛らわしたり、忘れたり、仕事に追われたり。気がつくといくつもの問題にぶつかっていて、そのままにして、時が解決。と、いうか放置。

それがこのティーチャートレーニングでは、

後回しや、逃げずに、とことん自分が感じる事と向き合えた環境だったから、着実に自分の中の答えが、糧となって前へ進んでいけたのです。

日々の生活では、限られた時間の中でやらなければならない事が沢山あります。人それぞれ違ってあります。その中で何を、優先させなければならないかは自分で決めなければなりません。その選択肢を減らして過ごす事で目の前にある事が見えます。そして自分がやるべき事、やりたい事が見えます。

私にとって、それが必要だったのです。

「私とはなんなのか?」

ヨーガ哲学の中でも答えてくれますが、体験、体感することが、いちばん理解できる答えだと思います。

いろんな国の人のエネルギーの中で、一体感を感じられた時。

私はみんなでみんなは私。1つなんだなぁ。

とっても平和で、peacefulな空間でした。